みなさんおはようございます。
携帯3社の格安プランが出揃いました、最後に発表したAUの「povo」に対して武田総務大臣が「紛らわしい」と発言した事が取りざたされています。
数日経って時事ネタとしては遅きに失した感が強いですが、思った事がありますので書いてみたいと思います。
はじめに
紛らわしい発言に至った経緯についての記事をリンクさせていただきました。
以下引用させていただきます。
武田大臣 非常に紛らわしい発表だと私は思っております。
先般、消費者庁を交えて(消費者庁を所管する井上信治内閣府担当大臣と)2大臣間会合をした中で、利用者が分かりやすい、選択しやすいやり方を(携帯電話事業者に)求めてきました。「最安値」と言いながら結局同じ値段であるということについて、(KDDIには)もっと分かりやすいやり方を考えていただきたいというのが、私の気持ちであります。
「通話料が含まれていないことによって2480円」なのか「単に(他社と)同じ条件で2480円」なのか、そこをハッキリとしないままに、あたかも、国民に対して「他社よりも一番安い、500円安い2480円だ」というような、全て同じ条件だと思わせてしまうやり方は、私は非常に残念だと思っております。
今まで申し上げてきたように、今後も選択しやすく分かりやすい説明の仕方をしっかりやっていただきたいです。利用者の方々が「契約していざ使ってみたら(契約時に示された)条件と違うじゃないか」ということが起こらないように、あらかじめ、しっかりとした丁寧で分かりやす説明をしていただいて、無用なトラブルが起こらない状況にすることを期待しています。
違和感を感じる経緯
同条件で最安値ではないが
ちゃんと読めば5分無料通話がついていない事はすぐにわかりますが、世の中にはちゃんと読まない人が多くいらっしゃるのも事実、5億歩くらい譲って、紛らわしいといえなくはありません。
ただ読まない人はとことん読まないので、そんな人がわかりやすいプランなどこの世には存在しないと思います。どこかで線引きは必要かもしれませんね。
それとは別に僕が一番気になったのは以下の点です。
条件は違えど最安である事を何故評価しなかったのか
2480円という価格は通話を必要としない人にとっては破格の安さです、2980に比べると15%以上の割引ですから。
にも関わらず武田総務大臣は安くするように!というお達しを出したにも関わらず、他社とは条件は違えど最安でプラン提供をした事を一切評価しませんでした。
国民の生活が高すぎるスマホ代金のせいで苦しくなっている…
仕方ないから、国の指導でお安くなるようにして国民生活が少しでも豊かになるようにしてあげよう。
これがスマホ代金に行政がメスを入れる元々の理由ですよね?
紛らわしい?
無料通話の有無の違いの分だけ安いプランが提供される事が紛らわしいとおっしゃいましたよ、大臣が。
一体何のために今までやってきたの?
もしかして武田総務大臣は同じ条件のプランが3社同じ価格で提供される事を望んでいるのではと捉えられかねない発言だと言えます。
それってカルテルですよね?
裏でお金をもらっていたんですね、本当に酷い話です。
菅総理も悲しみで枕を涙で濡らしていますよ。
まとめ
武田総務大臣が言うべきだったのは以下の2点だと思います。
- AUのpovoは2480円で5分無料通話つきと消費者が思いかねないので紛らわしい
- だが通話無料はなしで単独最安値を出した事は評価する
特に2に関しては人によってはDocomoやソフトバンクより安く利用できるわけで、菅総理のやりたかった事に応えているプランと考えられます。
その菅総理の思いを無碍にする会見だったと僕は思いました。
僕は武田総務大臣の会見では2の部分をきちんと評価して欲しかったです。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。
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