労働向いてない!一刻も早くリタイアしたい!そんな僕

インデックス投資もしながらとにかく資産形成、そしてリタイアだ!

ふるさと納税の仕組みって本当に良く出来ていると思う

みなさんおはようございます。

 

僕はふるさと納税のサイトをいくつか登録していて、よくふるさと納税しようよーってメールが届きます。

そんなある日、僕はメールを読んでいてとんでもない事に気づいてしまいました。

 

目次

 

某市のようなやりすぎた返礼品にだけ目が行き過ぎてない?

ふるさと納税といえば、一部の自治体が過剰な返礼品を設定することで多額の寄付を集めた事が話題になりました。

 

まぁたしかに高額な返礼品や地場産業に関係ないAmazonギフト券などはやりすぎだったと言えるのかもしれませんね。

 

今は寄付金の3割までの返礼率と定められているようです。

 

メールにはこんなキャンペーンの記載が

26p.jp

 寄付金額の7%のAmazonギフト券が還元されるという事のようです。

自治体の過剰な返礼品は叩かれ、なくなってしまったというのに、間に入る業者さんはやりたい放題なのですか?

ポイントサイトにも割りと高額のふるさと納税案件が並んでいますし、この国の闇を見たような気がします…

 

そしてこの還元の原資となるのはもちろん僕達納税者が善意で色々な自治体に行う「寄付」であります。

一体僕達の寄付の何%が業者にチュウチュウ吸われているのか、せっかく聖者のような気持ちで寄付をさせてもらっているというのに胸糞悪くなる話だと思いませんか?

 

勘違いしていた事

僕はふるさと納税を表面的な部分しか理解していないので、「寄付を行うと、自己負担2000円で返礼品がもらえる」という認識をしていました。

2000円は業者さんに支払われ、残りの金額が自治体に入る物と思っていたのです。

ですが、国税庁のホームページを調べて勘違いに気づいてしまいました。

www.nta.go.jp

3 寄附金控除の金額

次のいずれか低い金額-2千円=寄附金控除額
イ その年に支出した特定寄附金の額の合計額
ロ その年の総所得金額等の40%相当額

「総所得金額等」とは、純損失、雑損失、その他各種損失の繰越控除後の総所得金額、特別控除前の分離課税の長(短)期譲渡所得の金額、株式等に係る譲渡所得等の金額、上場株式等に係る配当所得の金額、先物取引に係る雑所得等の金額、山林所得金額及び退職所得金額の合計額をいいます。

はい、寄付金控除は寄付金-2000円と書かれています。

つまり2000円というのは業者さんなどに支払われる手数料などではなく、最初から控除金額を決めるための定数でしかないのです。

 

例えば先ほどのキャンペーンですと、僕が50000円の寄付をすると7%の3500円分のAmazonギフト券がもらえますが、2000円が手数料なら足が出るのでは?と思っていたのでありました。

 

ちょっとー業者さん中抜きしすぎでは?

7%の還元が寄付者にあり、クレジットカード決済で行われるのが条件のこのキャンペーンですと、クレジットの手数料が3%として寄付額の10%以上の手数料を業者さんが受け取らないと、業者さんは赤字になってしまします。

 

設備投資やランニングコストも考えると10%より多くの僕達の寄付が業者さんの懐に入っていくことになります。

ぶーぶー!僕はとても清廉な気持ちで自治体を応援し、寄付をしているだけだというのに!どうして業者さんに中抜きされないといけないんだ!

さぁみなさん今こそ立ち上がるのです!この中間搾取といえる暴挙を見逃しては国民の沽券に関わります!

この暴挙を止めるため、一石を投じるのです!

 

ちなみに業者さんを通じず直接寄付すれば良いのでは?という意見は僕の耳には届かない仕様となっております。

 

そんな事はないんです

ここまで書いてから調べてみました。

www.fnn.jp

この記事を読んでみましたが、やはり10%超が業者さんに支払われている模様。

記事は②・③と続いていきます。

 

ふるさと納税のウラ側② 従業員寄付で企業に“キックバック”も これでいいのか やりすぎ?サービスも

ふるさと納税のウラ側③ 業者に“丸投げ”寄付金の6割支払う町も それでもやめられない自治体の苦悩

 

寄付を代行する手数料で、同時に広告費でもあるという考え方のようです。

③の記事でもあるようにコールセンター業務を代行してくれるのは自治体としては大変ありがたいのではないでしょうか。

もちろん直接寄付をされる方もいるでしょうが、大部分の方が業者さんを通じて寄付をされている現状(だと思います)では寄付者に対する対応を投げられるのは大きな負担軽減になっているのではないでしょうか?

お金のやりとりも代行してもらえるので、クレームもそちらに投げられますしね。

 

業者さんを通じて行われた寄付に対しては寄付証明書とワンストップ納税申請書を送り、返礼品の発注を行う事に専念できるので、ふるさと納税課の人を多くする必要がありませんしね。

 

編集後記

色々と調べてみて裏側からみたふるさと納税というのも面白いと思いました。

最初は「搾取の呼吸!ふるさと納税の業者ってどんだけ儲けてんのよ…?」というタイトルで書き始めたのですが、途中で今のタイトルに変更しました。

 

後は以下の意味不明な陰謀論も用意していたのですが、無駄になってしまいました…

騙されていました…

返礼品を巡る一連の騒動はただの陽動…

実は黒幕(天下りをたくさん受け入れるふるさと納税業者)が自らの存在をうやむやにし、寄付を吸い取るためのプロレスでしかなかったのです。

 

 少しでも読者のみなさまのふるさと納税への理解が深まれば幸いです。

ふるさと納税の画像

みんなもふるさと納税しよう!

 

ではまた次回の記事でお会いしましょう。

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