みなさんおはようございます。
先週、安倍首相の退任が報道されました。
言いたい事、たくさんありますがぐっと堪えてアベノミクスのおかげで良かったな、と思える事について書いてみたいと思います。
アベノミクスで日本の株価は大きく上昇し、投資をしていた人はかなり恩恵を受けられたのではないでしょうか。
最近投資を始めたばかりの僕は全く恩恵に与れてませんが…
一方上がったのは株価ばかりで労働者の給料は増えず増税もあり景気は悪くなっただけ、という見方もあります。
実際投資をしてこなかった愚かな僕はどちらかというと後者にあたります…
ですがこの上がっただけの株価も実はとても大切な事だったのではないかと思うのです。
もし第二次安倍政権が発足した2012年12月の日経平均9000円台のまま2020年になったとします。
しかし他所様の国の株価はうなぎ上り！それにしたがって投資家たちのお金もみるみる増加していきました。
そう考えるとどうでしょう？
日本の株を、会社を買い叩く事も容易になるのではありませんか？（そんな全く成長してない市場の株に魅力があるのか？という問題は一旦置いておきます）
なんとか頑張って世界で戦おうとしてくれているグローバル企業達…
TOYOTAをはじめとした車の会社やSONYなど他にも色々あると思います。
そんな日本が誇る会社を簡単に買う事ができるかもしれない、これは大変な事態です。
外国からの侵略を許してはいけない！
とここまで書いて下書きとして保存していたのですが、あっと驚くニュースが舞い込んで来ました。
みんな大好きウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが日本5大商社の発行済み株式の5%超を取得し、最大9.9%まで高めたいという声明を出したというニュースです。
これが日経平均9000円だったら半額以下で買えるわけですからあっという間に9.9%買えてますよ！
バークシャー・ハサウェイはバリュー投資の長期保有と聞いていますので、じっくりと成長を見守ってくれるとは思いますが、これが悪意のある買い付けだと思うとゾッとします。
とりあえずここまで書いてきましたが、言いたかった事はひとつだけです。
アベノミクスは「株価が上がっただけ」ではなく「自国の産業を守る事にもなる」ということです。
安部首相、お疲れ様でした。
日本の産業が守られたのはアベノミクスのおかげです！
なおこの記事は投資家目線で書いたものであり、いち労働者としては違った目線での考えを持っています。
そちらに関してもまた時間があれば書いてみたいと思っています。
